私の生き方、他人の生き方

50代以降になると、自分の生き方や信念というものが確立し、他人を認めなくなることがあります。逆に50代になってもいつまでも他人に流されているような生き方をしているなら、今こそ自分を見つめなおす機会です。

歳を取ると友達が少なくなる人

歳を取って、出世していくけれど、だんだんと人に嫌われてしまう人がいます。これは大変残念なことです。仕事はできるんだけどなぜか人が寄り付かない、こうした問題は自分が気づかないうちに起こっています。

他人とあなたは違います。自分の考えが確立している人は、自分の考えを他人にも強要させる人が多いようです。正しいのは私だけ、だからこうして出世し成功してきたんだ、という自負があります。

ただ、他人は誰もがあなたと違う考え方をしています。だからこそ、他人の意思を尊重するしかないわけです。自分の考えを押し付ける人は嫌われてしまいます。

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会社では命令できるが、プライベートでは命令は禁物!

会社では50代以上になると、重要な役職に就くようになります。組織であり、年功序列の意識の強い日本企業・社会だからこそ、責任が重くのしかかります。こうしなければならない、これはよくない、あれはだめだ、と堂々と言うことができるのは、会社の部下にとっては会社の命令だからこそです。これをプライベートに持ち込むと、付き合いにくい存在だと思われてしまいます。友達もできにくく、離れていってしまうでしょう。

会社では重役でも自宅では口論が多い人

会社では重役として、責任ある役職にあり、誰もが慕う存在でも、会社を離れてプライベートな世界に入ると、その立場は逆転します。奥さんやお子さんからは、なぜか煙たい存在になってしまいます。また、意見がくい違うと口論になることが多いのであれば要注意です。まずはあなたと話す人の言い分をよく聞くことから始めましょう。他人とあなたは全く違います。同じものを見ても聞いても捉え方が違うのは当たり前です。あなたのことを受け入れてもらうには、他人のことをよくわかってあげることから始まります。

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