丈夫な健康な歯をお持ちでしたら、老後も安心です。でも、油断は禁物です。これまでと同じように歯を大切に、毎日丁寧に磨きましょう。すでに、インプラントや入れ歯をしている人は、これ以上歯を失わないようにしましょう。
歯と寿命の関係
男性では、歯のことを気にしない人もいますが、女性は美しさに敏感です。女性の顔や体に関してアンチエイジングにかける費用や時間は、男性の比ではありません。しかし、女性でも歯の健康には疎い場合があります。
歯が丈夫な人のほうが長生きできる、こうしたデータもしっかりと公開されています。歯のきれいな人は、顔も体も若々しく、いつまでも生き生きとしています。見た目を気にしない人も、老化してきたら、少しは見た目に気を使うと若々しく見られることでしょう。
自分の歯がある人はそれだけで立派なお宝!
60代以降もほぼすべての歯が残っている人は、それだけで立派なお宝を持っています。歯が多いと食べ物を噛む力が強くなります。逆に歯が少ないと、噛む力が弱くなり、小食になるそうです。歳を取るほど、食べるものには気をつけるだけではなく、栄養のある食べ物をしっかりと噛んで、体に必要なカロリーや栄養を摂取する必要があります。しっかり食べなければ、すぐに体力が落ちます。
丈夫な歯でしっかりと噛むこともとても大切な健康法だと覚えておきましょう。
しっかり噛んでおいしい食事を!
食事がおいしいと、毎日が楽しくなります。いくらおいしい食事でも、歯が弱かったり、歯が抜けてなくなったりしていると、おいしく感じられません。しっかり噛んで、味わいながら毎日の食事を楽しむことは、老後においては大変重要になります。
噛むことで、脳への刺激がしっかりと送られ、ボケ防止にもなります。
虫歯のある人は、今すぐ治療してください。入れ歯や差し歯の人も、これ以上虫歯や歯周病などの病気にならないように、お口のなかを清潔にしましょう。歯が病気だと、口も臭くなります。人と会う機会が多い人ほど、歯のことにも気を使いましょう。