50代の会社員人生といえば、仕事の都合で都心にやってきたような人もいれば、左遷され地元に戻ってきた人も多いはずです。あるいは転勤ばかりで、故郷の地を踏むこともなかった人もいます。しかし、定年退職後は、たっぷりと自分の時間が持てます。
故郷では自分の原点を思い出す！
故郷に帰ることがあれば、生まれた頃に比べると相当変わってしまったところもあるはずです。田舎であれば、逆に過疎化してしまっているところもあるでしょう。いずれにしても、自分が生まれ育った町だからこそ、愛着があり、久しぶりであっても、全く変わり果ててしまった姿であっても、親しみを感じるはずです。
人は死ぬ前には故郷に戻ってくるのかもしれません。50代や60代は、病気でもない限りまだ死を意識することはありません。だからこそ、人生の区切りの時期には必ず訪れる場所になります。
故郷には懐かしい人がいます！
故郷に帰ると、懐かしい人が待っています。もちろん、あなたを待っていたわけではありませんが、あなたが帰ってきたことがわかると、古い友人や近所のおじさんやおばさんもなぜかやってきます。月日が流れていれば、みんな顔も変わり、体形も変わってしまっています。しかし、どことなく懐かしい感じがします。そうした人に会って、じっくりと話をしてみませんか？
そして、昔遊んだ場所や、毎日通った学校、公園、神社など数十年前とは少し違った場所を訪れて、その時の流れを実感してみましょう。
リフレッシュして新しい人生を始める！
故郷に戻ってきたからといって、故郷が何かを教えてくれるわけではありません。「あなたが何を感じるのか？」そうしたことが最も重要です。あなたの気持ちや行動が次へのステップに登れるように、切り替えができるのかどうか？故郷はそのための重要な場所です。今までの人生を振り返り、整理をしてみて、今後の人生をどのように生きていくのか、故郷はそうした貴重な時間と場所になっています。
