50歳からの大人の旅行【日本の魅力再発見の旅】

日本には沢山の魅力的な観光資源があります。
それでも、その魅力が多くの人に知られている観光スポットとなると本当に一握りであると言えます。

今回は50年以上生きているであろう皆様にこれまでに見たことのない特別な景色の見れる日本の魅力再発見の旅を御紹介します。

日本魅力発見

日本の魅力再発見の旅①高知県香美市物部町

高知県香美市物部町にはいつから伝わっているかわからないほど古くから伝わる民族祭祀があります。

その祭祀の流儀をいざなぎ流と言います。
いざなぎ流は病気治しや災害の鎮守、村が変わる時の様々な節目に村に居られる神様にご報告をするために祭祀が行われます。そのため、神社やお寺の祭祀とは異なり、決まった時期には行われません。

祭祀の見学は色々な博物館や観光課教育委員会が仲介している形をとっています。
そのため、祭祀を見る機会は運しだいです

雰囲気は九州のお神楽に似ていますが話している言葉は唱える声が小さくてわかりません。機会に恵まれた際には是非見に行ってください。

日本の魅力再発見の旅②8月の奈良県奈良市 燈花会

8月の奈良は幻想的な光に包まれます。このなら燈花会は毎年8月上旬から中旬までの10日間奈良の街中の歩道をロウソクの明かりによって照らすというものです。

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ただそれだけのイベントですが、8月の奈良盆地は猛暑の代名詞、こんな時に奈良に行くのはと躊躇される方も多いかと思いますが、行けば必ず感動します。

このイベントの「燈花」は灯心の先にできる花の形をした炎の塊のことでこれができると縁起が良いと言われています。イベントを開催するNPO法人はこのイベントに訪れた全ての人が幸せになるようにという祈りを込めて運営をしています。

そのただ純粋な思いは、冬のイルミネーションの光ともハロウィンのランタンの明かりともましてや都会の明かりとは全く違う雰囲気の光に現れています。どうか静かに暗闇とロウソクに照らされた明るさの中を歩きに来てください。