いま日本は空前のお城ブームです。
老若男女、日本人だけでなく日本を訪れる外国人にもお城は人気のある観光地です。
でもお城を訪れるのに適しているのが知識・体力共に充実している50歳からの大人の旅行者の皆さんです。
今回は50歳以上の方におススメしたい歴史旅行についてご紹介します。
歴史旅行を楽しむ方法①城下町編
司馬遼太郎や池波正太郎、藤沢周平の歴史小説を一度は見たことがあるという人も多いのではないでしょうか?舞台は江戸、高知、山形など様々なところにあります。
しかし、意外と当時の風情が残っている街並みが無く歴史旅行にならなかったなんてことも。
そこで御紹介したいのが、「重要伝統的建造物群保存地区」略して「重伝建(又は伝建)」地区です。この、重伝建は今から300年以上前から街の姿が変わらず、現代になってなお昔の暮らしを続けている地域です。
登録され始めたのは昭和50年頃で一番最初に登録された地域の1つが秋田県仙北市の角館です。その他白川郷や京都の町屋なども登録されています。
その中でも武家屋敷の風情が残る地域は16ヶ所で東北地方だと青森県弘前市中町、岩手県金ヶ崎米城内諏訪小路と秋田県の角館、中国地方は島根県の津和野、兵庫県但馬地方の出石、山口県の萩、九州地方だと福岡県朝倉市秋月、長崎の雲仙市、宮崎県飫肥市、鹿児島県知覧市があります。
これらの街は江戸時代の碁盤の目の街づくりからあまり変化がありませんので、観光もしやすく城下町ならではの名物もありますので歴史に興味がない方と同行されても十分楽しめます。
歴史旅行を楽しむ方法②寺社仏閣編
歴史旅行で外せない場所が城下町の他にもう1つあります。
それが、寺社仏閣です。
鎌倉、京都奈良、出雲大社に伊勢神宮、熊野大社など有名な寺社仏閣には有名な武将の奉納した歴史的遺産が数多く眠っています。
御利益はともかくとして、武士が捧げた祈りの面影をたどるのも歴史旅行の醍醐味です。